FX侍です、こんにちは。
今回は海外サイトに載っていた4時間足のトレード手法をシェアします。
FX初心者の方でも実践できるほどチョー簡単です(´ω`)
最低限のトレードルールはありますが、どこまでオリジナル色を加えられるかで活用度合いは変わるでしょう。
4時間足包み足トレード手法の詳細
タイトルで既に手法の概要はお分かりだと思いますが、こんなトレード手法です。
念のために…包み足とは下記のようなローソク足です。
前のローソク足をすっぽり包み込む形状ですね。
(抱き足と呼ぶ人もいますし、英語だとエンゴルフィンバーと呼ばれてますね)
「反転を示唆するプライスアクション」の1つが包み足です。
イラスト左側であれば下げを示唆、右側であれば上げを示唆という判断ができます。
で、SMA50をフィルターとし、包み足の確定でエントリーするのが今回の手法です。
利確・損切りルールは下記の通り。
エントリーは包み足の確定時。
損切りは包み足の上(買いであれば包み足の下)。
利確はフィボナッチの150または200が目安。
フィボナッチの200で利確ならばリスクリワードは1:1になり、勝率51%以上でトータルではプラスになる計算ですね。
では具体事例を見てみましょう。
下記はオージーフラン4時間足です。
(エントリー位置にラインを引いてます)
13勝9敗で勝率59%。
ん〜…ぶっちゃけちょっと微妙ですねw
では通貨ペアを変えて、今度はポンド円4時間足です。
(エントリー位置にラインを引いてます)
11勝1敗で勝率91%。
先ほどとは打って変わって好成績となりました(・∀・)
この2つの結果を見ただけでも分かるように、通貨ペア(とその状況)によって勝率は大きく変わります。
勝率を高める工夫
上記の事例は単純にルール通りのエントリーでの結果です。
つまり普通だったら見逃すエントリーも含まれてますw
例えば、前のローソク足が小さい場合の包み足は信憑性がイマイチです。
そもそも『包み足=それまでの流れをひっくり返す形状』と考えれば、動きがない中での包み足ではローソク足に込められた意志が弱いです。
また、どんな流れの中での包み足なのかも重要なポイントです。
下記のようなケースではどうでしょうか?
形状としては包み足ですが、下ヒゲが連発しているので下からの買い圧力が強いことが想像できます。
次にこちらはどうでしょう?
売り圧力が強い中で頑張って上げてきたものの、最後の上げが包み足になったのでは?と想像できます。
そしてサポレジも意識するとより包み足を見極める精度が高くなります。
下記のように直近で強い反発を見せたサポート候補での包み足には注意が必要です。
(再び反発すればダブルボトムとなりますね)
こうした包み足の信頼性を考えてエントリーを取捨選択すると、先ほどと同じオージーフラン4時間足でも負けがグッと減ります。
Before
13勝9敗で勝率59%
After
12勝3敗で勝率80%
あくまで上記のチャートだけで判断した数字なので、インジケーターを加えたり、もっと広い範囲でのサポレジを加味したりすれば数字は改善できるでしょうね。
まとめ
今回の手法はシンプルなだけに、裁量判断を加えやすい手法と言えます。
プライスアクションの意味を考えて不確実なエントリーを見送るだけでも勝率は大きく改善できますし、各通貨のファンダメンタルを加味すれば利益を大きく引っ張ることもできます。
そしてある程度の利益が出たらSLを引き上げるというように、トータル収支を安定させる負けない工夫でも成績は大きく変わります。
カスタムインジケーターを使わなければスマホトレードも可能です。
ルール通りにトレードするのではなく、精度を高めるためにどうするか?を考えられる人にはベースの手法として役立つはずですよ(・∀・)
スイングトレードに役立つインジケーターは下記を参考にどうぞ。
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