見逃せないトレンド転換サインのキーリバーサルデーとは?

キーリバーサルデーでトレンド転換を捉える

FX侍です、こんにちは。

今回は多くの人が知らない「トレンド転換を知らせるキーリバーサルデー」の解説。
キーリバーサルと呼ばれる事もありますが、意味は同じです。

キー:鍵
リバーサル:反転、逆転

文字通りトレンド転換の鍵となるテクニカルです。
うまく行けば「天底」を取れる可能性もあるので覚えておきましょう。

キーリバーサルデーとは?

キーリバーサルデーとは、上昇トレンド中に天井付近で出現するローソク足です。
※全て上昇トレンドで解説するので、下降トレンド時には逆で考えて下さい

キーリバーサルデーのイメージイラスト

前日の高値を更新したものの、結果的に前日安値を割り込む陰線となる形状を指します。
つまり高値を更新する力が無くなって、大きく下落したパターンです。

同じくトレンド転換を示唆する「包み足」と似てますが、同じ類のものとしてイメージすればOKです。

新値更新から崩れていく、という値動きの意味を把握すれば問題ありません。
別に厳密な定義を知っていることと、トレードで勝てることは別物ですので。

キーリバーサルデーでのトレンド転換事例

キーリバーサルデーは、非常にレア度の高いローソク足形状です。

下記はユーロドルの週足です。

▼ユーロドル週足チャート(クリックで拡大します)
ユーロドル週足でのキーリバーサルデー

約9年弱の間で、出現したのはわずか5回のみ。
しかしいずれも反発ポイントで登場しているのが分かります。

 

下記は直近のユーロドルの日足です。
先週金曜の日足がキーリバーサルデーになっています。

▼ユーロドル日足チャート(クリックで拡大します)
ユーロドルに出現したキーリバーサルデー

日足でRSI買われ過ぎゾーンに入っており、FX侍テンプレートで分かりやすい位置で反発下落したので、スキャルピング気味に少しだけ取りました。

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メイン口座ではもっとガッツリ取ってますけどw

キーリバーサルデーの注意点

キーリバーサルデーの注意点として、必ずトレンド転換する訳ではなく短期調整で終わるケースもあります。

複数のエントリー根拠を持ってトレードに活用しましょう。

また、厳密な定義で迷う人もいると思います。
キーリバーサルデーは細分化すると、下記のようにパターンが分かれます。

キーリバーサルデーのイメージイラスト

この中でどれが正しいキーリバーサルデーなのか?と迷う人も多いでしょうが、FX侍的には「実体」の長さで判断します。
実体の長さで判断しながらも、その他のエントリー根拠が重なった時にエントリーします。

細かな部分で迷う人も多いですが、概念の抽象化するスキルは重要です。

冒頭でも解説しましたが、新値更新から崩れていくという値動きがキーリバーサルデーで大切なポイントです。

 

キーリバーサルデーを利用した「朝5分で完結する20~30pipsを狙う手法」については下記を参考にどうぞ。

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