意外と少ない先行指標インジケーター

数少ない先行指標のインジケーター6選

FX侍です、こんにちは。

今回は「先行指標となるインジケーター6選」を紹介します。

基本的にほとんどのインジケーターは価格を元に描画されているので「遅行指標」となりますが、今回紹介する6つは数少ない「先行指標」です。

まぁ分かりやすく言えば…
ローソク足の未来を示すインジケーターでしょうか。

とは言え、先行指標のインジだけでトレードを組み立てるのは危険です。

必ず意図した動きになるわけじゃありませんからね。

トレード判断材料の1つとして活用する意識が大切です。

 

フィボナッチ・リトレースメント

正確にはインジケーターじゃありませんが、先行指標と言えば真っ先に出てくるほどメジャーなものですね。

▼フィボナッチリトレースメントの例(クリックで拡大します)
フィボナッチリトレースメントの例

フィボナッチリトレースメントだけを頼りにトレードはしませんが、判断材料の1つとしては使えます。
基本的な使い方は以下を参考にどぞ。

 
なお、意外と知らない人も多い使い方は下記を参考にどぞ。
え?こんな数字が効くの?と驚くはずですw

 
フィボナッチはリトレースメント以外に「エクスパンション」も先行指標として使えます。
使ったことがないと難しそうに感じるでしょうが、中身は非常にシンプルですw
基本的な使い方は下記を参考どぞ。

 

ADR(Average Daily Range)

ADRは過去●日分の1日のレンジ幅(最高値と最安値の差)の平均を計算したものです。
中身はシンプルですが、サポレジとして意識されている動きを見せることが多いのが特徴です。

▼ADRの例(クリックで拡大します)
Daily open line v MTF ADR levels nmcを表示したチャート

ADRを表示するお勧めインジケーターは下記を参考にどぞ。

 
ADRの活用方法については下記を参考にどぞ。
知らなきゃ損するADRですw

 

Pivot

Pivotは、前日の高値・安値・終値を元に、当日のサポレジ候補の目安を算出するものです。
先ほどのADRと同じで中身はシンプルながらもGoodな先行指標となります。

▼TradingViewのPivotの例(クリックで拡大します)
Pivotの例

Woodie Pivot、Camarilla Pivot、Fibonacci Pivotなどいろんな派生系もありますが、オーソドックスなClassic Pivotで問題なしです。

Pivotの活用方法については下記を参考にどぞ。

 

Murrey Math Line(マレー数式)

Murrey Math Line(マレーチャネルとの呼び名も)は、マレー数学を用いてサポレジ候補を表示するものです。
ADRやPivotと比べるとやや複雑ですが、ざっくり言うと価格を8分割したラインです。

▼TradingViewのMurrey Math Lineの例(クリックで拡大します)
Murrey Math Lineの例

Murrey Math Lineについてはまだブログで解説していなかったので、後日の宿題としておきますw

 

一目均衡表

一目均衡表は基準線・転換線・遅行スパン・先行スパン1・先行スパン2の5つの線から構成される日本発祥のテクニカル分析です。
先行スパン1と2から構成される「雲」が現在足を含めて26本先に描画されるのが大きな特徴ですね。

▼一目均衡表の例(クリックで拡大します)
一目均衡表の例

一目均衡表は奥が深く、パッと見では意味がわからない通好みのテクニカル分析と言えるでしょうw

こちらもまだブログで解説していないので、後日の宿題としておきます(//∇//)

 

fxr_sr_zones_3.36

正確には先行指標じゃありませんが、インジケーターが計算したサポレジ候補を表示するものです。
ちなみにこの手のインジケーターは他にも色々あるので、コレじゃなきゃだめ!ってことはありません。

▼fxr_sr_zones_3.36の例(クリックで拡大します)
fxr_sr_zones_3.36を表示したチャート画像

インジケーターの詳細は下記を参考にどぞ。
表示ON/OFFができるバージョンがダウンロードできます。

 

まとめ

先行指標となるインジケーターを使えば負けなしになる訳じゃありませんので、そこは勘違いしないように。

最も大切なのは『値動き(=ローソク足)』ですからね。

その辺りの話は下記でたっぷり解説しているので参考にどぞ。

 

しかし遅行指標が大半のインジケーターの中にも先行指標があるという選択肢は覚えておいて損はありません。

サポレジとして意識されるケースが多いので、エントリー判断の1つの材料として使うこともできますし、利確目安として使うこともできます。

個人的にはフィボナッチリトレースメント以外は、利確目安に使うのが取り入れやすいかと思います。

 

また、高値掴みを避けるために『伸び代を見る』という一歩進んだ使い方もあります。

ADRの紹介ページでも触れていますが、ADR70%を抜けるには何かしらの勢いが必要です。

特に材料もない相場で70%を超えるのは稀なので、70%付近で新規エントリーを考え直せば「買ったところが頂点だった…」と言う高値掴みのリスクを下げられます。

 

先行指標を盲信するのはNGですが、うまく活用すればトレードの質は上がるはずです。

気になるインジケーターがあったらぜひお試しください( ・∇・)

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