FX侍です、こんにちは。
今回は「ADR(1日の平均レンジ幅)を表示するインジケーター5選」のご紹介。
ADRの上限(下限)に近付いたら利確の目安として使う人が多いですね。
また高値掴みや底値売りを避けられるという側面もあります。
ADRを知ってチャートを見る目が変わったという人もいます。
各インジケーターはADRの期間を変更できますが、一般的には5、10、20が多く使われます。
1.Daily open line v MTF ADR levels nmc
Daily open line v MTF ADR levels nmcは、任意の%のADRが2つ表示できるので最も好きなインジです。
▼Daily open line v MTF ADR levels nmc(クリックで拡大します)
上記チャートでは100%(通常のADR)と70%を表示しています。
FX侍の経験上、100%まで到達するのは何かしらの材料が出た時で、通常の場合は70%付近で頭打ちとなるケースが多いです。
…70%ラインを表示したくなったでしょw
そういう細かなニーズに答えてくれるのがこのインジって訳です。
(通常のインジケーターは100%ラインを表示するだけです)
ADR関連のインジケーターの中で個人的に最もお勧めです。
下記がパラメーター設定です。
(変更しそうな場所に解説を入れてます)
ADRの期間と%表示の部分だけを変更しても十分に使えますが、色を変更したほうが見やすくなります。
→Daily open line v MTF ADR levels nmcのダウンロード(外部リンク)
2.AverageRangeLines_v1.6
AverageRangeLines_v1.6は、ADRのラインだけ分かればOKという人にお勧めです。
▼AverageRangeLines_v1.6(クリックで拡大します)
ただADRのラインが上下に表示されるだけのシンプル構成です。
下記がパラメーター設定です。
(変更しそうな場所に解説を入れてます)
→AverageRangeLines_v1.6のダウンロード(ZIP形式)
3.ADR V2
ADR V2は、テキスト表示のみなのでADRの到達率だけ分かればOKという人にお勧めです。
上記チャート画像では右上にADRが表示されています。
指定期間のADR|今日のレンジ幅|到達率という内訳です。
下記がパラメーター設定です。
(変更しそうな場所に解説を入れてます)
表示位置は見やすいように変えて下さい。
4.DonForex SmartInfo
DonForex SmartInfoは、チャートに華やかさを出したい人にお勧めですw
というのは冗談で、ADR以外に今日の高値安値、パネル内でスプレッド、到達率などが分かるので1度に色んな情報を知りたいという方にお勧めです。
▼DonForex SmartInfo(クリックで拡大します)
ADRだけじゃなく当日の高値安値も当然意識されるものなので、チャートに表示されるのは助かりますね。
下記がパラメーター設定です。
(変更しそうな場所に解説を入れてます)
チャートに表示されるADRは1つだけですが、ADRの期間を3つ入れる部分があるのは謎ですw
→DonForex SmartInfo.ex4のダウンロード(外部リンク)
5.TheGreedyPig_ADR_v6
TheGreedyPig_ADR_v6は、ボラの変化や当日の方向性も同時に知りたい方にお勧めです。
▼TheGreedyPig_ADR_v6(クリックで拡大します)
下記は画面左上に表示される情報を拡大したものです。
▼左上に表示される項目の拡大
◆直近のボラの変化
5日・10日・20日のADRを比較することでボラの変化が分かります。
ADR(5)>ADR(10)>ADR(20)=ボラが拡大
ADR(5)<ADR(10)<ADR(20)=ボラが縮小
◆当日の方向性
ADRの高値安値のどちらに近いかでその日の方向性が把握できます。
要するに、今日の日足が現状で陽線陰線のどっちになっているかって事ですね。
ADR(5)TOP>ADR(5)Bottom=当日は下げ基調
ADR(5)TOP<ADR(5)Bottom=当日は上げ基調
下記がパラメーター設定です。
(変更しそうな場所に解説を入れてます)
ちなみにこのインジは、ADRの表示位置が思いっきりズレるなど動作が不安定になることがありますが、時間足をポチポチ変えれば元に戻ります。
→TheGreedyPig_ADR_v6のダウンロード(ZIP形式)
まとめ
ADRは海外のトレーダーが比較的好んでよく使っています。
サポレジとして意識されている動きを見せることが多いので、これまで黙ってましたがオススメ度は高いインジケーターです 照
裁量でサポレジを見つけるのが苦手な人はスグ使って下さい。
前日の高値安値やラウンドナンバーなどと同じように、誰が見ても同じ値になるのがADRです。
どれを使うのか迷うのであれば、最初に紹介した「Daily open line v MTF ADR levels nmc」をお勧めします。
過去のADRも表示されるので、過去検証にも使えます。
なお、ADRの具体的な活用方法については下記を参考にどうぞ。
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