FX侍です、こんにちは。
今回はカップウィズハンドルというチャート形状を使って反転を狙うコツを解説します。
(※カップアンドハンドルとも呼ばれますがどっちでも同じです)
ダブルトップ(ボトム)やヘッドアンドショルダーと比べるとやや知名度は低いですが、トレード手法の引き出しを増やす意味でも覚えておいて損はありません。
負けやすいパターンも解説したので参考にして下さい。
カップウィズハンドルとは?
カップウィズハンドルとは、コーヒーカップに例えたチャート形状です。
カップの両端(=高値)をハンドル部分が抜けたら買いです。
このカップウィズハンドルが底値圏で出た時には、反発上昇を狙うチャート形状として活用できます。
Wボトムやトリプルボトム、逆三尊などとは違う反転を示唆する形状として覚えておきましょう。
イラストだと分かりやすいですが、実際のチャートではカップの曲線とローソク足が重なることはありません。
チャートを適度に抽象化して見るのがポイントとなります。
イメージとしてはこういう感じです。
じゃあこのチャートで買い場はどこでしょうか?
考えてみて下さい。
考えました?
じゃあ正解発表。
ハンドル部分がカップの両端を抜けたら買いですね。
無事に反転を捉えられましたね(・∀・)
長い陽線まで約30pipsあるので、よっぽど欲張らない限りはプラスで終われるはずですw
ちなみに…
FX侍塾のノウハウだと、カップウィズハンドルよりも早くエントリーできちゃいます。
FX侍塾は基本は高勝率なトレンドフォロー手法ですが、こういった底値圏からの反発を狙う方法もお伝えしています。
初心者だけでなく中級者の殻を破れないという人にもお勧めです。
募集開始までもう少々お待ち下さい(・∀・)
以上、ちょっとしたお知らせでしたw
あ、そうそう。
大事なことを言っておきます。
世間ではカップとハンドルの比率が云々で…とか何やら細かい定義みたいのがありますが、ぶっちゃけそういうのは覚えなくてOKです。
このブログ読者さんは分かってるはずですが、そういう教科書的な知識は意味がありませんので。
詳しくは下記を参考にどうぞ。
細かな定義や数字を覚えたら勝てるって世界じゃありませんので。
カップウィズハンドルで反転を狙うコツ
下記はユーロドルの15分足。
下がってきた価格も切り返しを始め、カップウィズハンドルっぽく見えますね。
▼カップウィズハンドルが疑われるチャート(クリックで拡大します)
高値(カップの両端)も超えたので、反転を狙って買いで入りましょう。
結構下がっていたので、反発すればそこそこの値幅は狙えそうですしね(*´ω`*)
じゃあエントリー後のチャートを見てみましょう。
はぁ!?買った直後に下がってるやん!
▼カップウィズハンドルが騙しになった例(クリックで拡大します)
1時間に渡って陰線が続いて、ハンドルの安値もブレイクしちゃいました。
これはチャート形状だけに着目した場合にやりがちな失敗。
カップウィズハンドル=買い、ではあまりに短絡的ですね。
教科書的な内容だけを覚えても勝てない所以とも言えます。
重要なのはチャート形状だけではなく「サポレジの把握」です。
▼チャート形状以外に意識すべきポイント(クリックで拡大します)
カップウィズハンドルの高値を抜けた先にあるレジスタンスを意識しなければいけません。
チャートの左側の形状にも着目してサポレジを考えることが重要です。
言い換えると…意識される高値を超えることがポイントです。
ちなみに上記の大陰線にラインを引いた理由は下記を参考にして下さい。
意外と知らない人も多いですが、サポレジの判断には結構重要です。
そしてサポレジ以外にも、天井圏や底値圏の判断を補助するテクニカルも加味するといいですね。
ほら、あれですよ。
有名なあれ。
ダ…
ダイ…
ダイb…
ダイバージェンスですねw
ちなみにダイバージェンスは、エントリートリガーではなくフィルターなので勘違いしないようにご注意を。
重要なのは、カップウィズハンドルというチャート形状だけではなく、サポレジや反転を示唆するテクニカルなどでトレード根拠を積み重ねることです。
まとめ
天井圏や底値圏は判断を間違えればトレンドを加速させる燃料にされちゃうので、見極めるには相応のスキルが必要です。
お伝えしたように…
カップウィズハンドルというチャート形状だけでエントリーすると普通に負けますw
▼カップウィズハンドルが騙しになった例(クリックで拡大します)
トレンドからの反発を狙うって難しいんです(*´Д`)
だからこそFX侍塾では天井圏・底値圏の話をする時期は見極めています。
トレンドが分からないと天井圏・底値圏も分かりませんからね。
ただし言い換えると…
トレンドの理解ができれば天井圏・底値圏の理解にも繋がるので、トレンドフォローだけでなくトレンド終焉からの反発も狙えるようになります。
要するに、トレンドの序盤(=反転)とトレンドの中盤(=トレンドフォロー)が守備範囲になるってこと。
適切なエントリー根拠の積み重ねという判断ができると、トレードできる場所が圧倒的に広がります。
今回の記事でイメージが掴めた方は、ぜひカップウィズハンドルを活用して下さい。
それなりの裁量スキルがあるはずなので大丈夫かと。
底値圏っていうかさ…トレンドフォローも微妙だわ…(^_^;)
という方はFX侍塾で正しいノウハウを覚え直すことをお勧めします。
あ、成績が安定しない中級者ぐらいの方もお勧めですよ。
FX侍塾11期の募集は終了いたしました。
12期については時期が来たらブログで解説いたします。
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