FX侍です、こんにちは。
今回は多くの人が知らない「トレンド転換を知らせるキーリバーサルデー」の解説。
キーリバーサルと呼ばれる事もありますが、意味は同じです。
キー:鍵
リバーサル:反転、逆転
文字通りトレンド転換の鍵となるテクニカルです。
うまく行けば「天底」を取れる可能性もあるので覚えておきましょう。
キーリバーサルデーとは?
キーリバーサルデーとは、上昇トレンド中に天井付近で出現するローソク足です。
※全て上昇トレンドで解説するので、下降トレンド時には逆で考えて下さい
前日の高値を更新したものの、結果的に前日安値を割り込む陰線となる形状を指します。
つまり高値を更新する力が無くなって、大きく下落したパターンです。
同じくトレンド転換を示唆する「包み足」と似てますが、同じ類のものとしてイメージすればOKです。
新値更新から崩れていく、という値動きの意味を把握すれば問題ありません。
別に厳密な定義を知っていることと、トレードで勝てることは別物ですので。
キーリバーサルデーでのトレンド転換事例
キーリバーサルデーは、非常にレア度の高いローソク足形状です。
下記はユーロドルの週足です。
約9年弱の間で、出現したのはわずか5回のみ。
しかしいずれも反発ポイントで登場しているのが分かります。
下記は直近のユーロドルの日足です。
先週金曜の日足がキーリバーサルデーになっています。
日足でRSI買われ過ぎゾーンに入っており、FX侍テンプレートで分かりやすい位置で反発下落したので、スキャルピング気味に少しだけ取りました。
メイン口座ではもっとガッツリ取ってますけどw
キーリバーサルデーの注意点
キーリバーサルデーの注意点として、必ずトレンド転換する訳ではなく短期調整で終わるケースもあります。
複数のエントリー根拠を持ってトレードに活用しましょう。
また、厳密な定義で迷う人もいると思います。
キーリバーサルデーは細分化すると、下記のようにパターンが分かれます。
この中でどれが正しいキーリバーサルデーなのか?と迷う人も多いでしょうが、FX侍的には「実体」の長さで判断します。
実体の長さで判断しながらも、その他のエントリー根拠が重なった時にエントリーします。
細かな部分で迷う人も多いですが、概念の抽象化するスキルは重要です。
冒頭でも解説しましたが、新値更新から崩れていくという値動きがキーリバーサルデーで大切なポイントです。
キーリバーサルデーを利用した「朝5分で完結する20~30pipsを狙う手法」については下記を参考にどうぞ。
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