FX侍です、こんにちは。
今回は『ボリバンのエクスパンションの騙しを見極める方法』を解説します。
エクスパンション=価格が伸びる
そんなセオリーがあるにはありますが、毎回そうなる訳じゃないのが厄介なところw
下記のように、伸びる場合と伸びない場合があります。
エクスパンションだから飛び乗ったのに逆行して損切りになった…
そんな事態を避けるエクスパンションの騙しを見極める方法を解説します。
ボリバンのエクスパンションの騙しを見極める方法
エクスパンションの騙しを見極めるかんたんな方法はコチラ。
▼エクスパンションの騙しを見極める方法(クリックで拡大します)
・レンジを経てからの値動きか?
・スクイーズの幅が狭くなっているか?
めっちゃ簡単ですが、この2点は非常に重要です。
基本的にエクスパンションから価格が伸びるには、新規注文だけでなく損切りも巻き込んだ動きになります。
従ってエクスパンションになる前の値動きが重要なんです。
レンジで注文が溜まって、値動きが小さくなってから大きく伸びるのが理想的なエクスパンションです。
要するに…理想的なエクスパンションを理解して、条件に合わない場合は警戒すればいいだけの話。
ただし、常に上値下値が決まった綺麗なレンジになるとは限らない点はご注意下さい。
そんな都合よく毎回わかりやすく動かないのでw
『パワーを溜めてから動き出す』というように、応用的に使えるよう抽象的に理解することも大切です。
こうした基本を理解した上で、もう1つエクスパンションの騙しを見極める方法を解説します。
期間の長いボリバンのエクスパンションを見極める
期間20・偏差2.0(MT4のデフォルト)のボリバンを入れるのが一般的です。
そこに「期間80・偏差2.0」という期間の長いボリバンを追加してみましょう。
ボリバンは期間の短い方から反応しますが、期間の長い方もエクスパンションしていけば信頼度が高くなるという見方になります。
▼期間80のボリバンを追加した例(クリックで拡大します)
(黄色のボリバンが期間20・偏差2.0です)
期間80の方のボリバンは、エクスパンション部分が赤く表示される「BB-expansion」というFX侍オリジナルインジを使っています。
下記の記事の最初に紹介してるので、気になる方はダウンロードしてください。
参考にいくつかのチャートを掲載しておきます。
最初のポンドドルだけは該当する部分を書いておきましたw
(それ以降は面倒だったので省略w)
先程も言ったように、ただ単にボリバンを見るのではなく、エクスパンションになる前の挙動が重要です。
そこを無視しちゃうと騙しに引っかかります。
複合的に考えて精度を上げる
レンジでパワーを溜めてから、スクイーズ幅が狭いという条件を満たしたのが理想的なエクスパンションですが、そこだけ着目すると近視眼的になるので注意が必要です。
理想的なエクスパンション=どこまでも価格が伸びていく訳じゃありません。
しっかりとサポレジを加味したシナリオを立て、高確率な場所のエクスパンションに乗っかるのが正解です。
ホントはもう少し踏み込んだ騙しの見極めもあるんですが、それはまたの機会ということでw
ちなみに…今回は期間80のボリバンを追加する方法を紹介しましたが、下記の記事のように「期間10・偏差1.9」というボリバンもあります。
機敏にエクスパンションを察知する設定ですね。
ただ結局はどっちも同じです。
期間の異なるボリバンを表示させて、エクスパンションの騙しを見極めようってことなので。
インジを活用するのは大切ですが、インジだけを頼りにしないで下さいね。
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